シェアハウスのあれこれ

優しい、思い出のシェアハウス

学徒の町と呼ばれる場所に、数年前初めてとなるシェアハウスが完成しました。そのシェアハウスの目的は学生や若者の居場所提供。

当時大学生の私は、このシェアハウスによく遊びに行きました。 大学に進学し、遠方からやってきて1人暮らしをしたが上手く馴染めずにいる人・不登校になり家にも学校にも居場所がない人・会社で周りと上手くコミュニケーションをとれず悩んでいる人。そんな人たちが集まり、それぞれ悩みを話すもよし。世間話をするもよし。何も話さずに居るだけもよし。 「安心できる場所」それを第一にできた小さな古民家のシェアハウスです。

台所には、遠方からやってきた人たちが地元から送られてきたご当地品を並べ、大きなちゃぶ台で一緒に北から南のご当地限定品を食べたのは懐かしい思い出です。春になると敷地内の畑を耕し野菜を植えてみたり、夏はみんなで花火をしました。秋は焼き芋や、収穫した野菜をお鍋にして食べ、冬は毎日交代制で雪かきや、鎌倉を作りました。

年齢層は高校生から40代まで幅広く、シェアハウスに住んでいる人もいれば、私のようにただ遊びに来ている人もいました。 一般的な目から見ると社会的弱者と呼ばれるような人たちが多いのかもしれませんが、人の気持ちを考えて行動できる優しい人たちが集まり、一緒に笑い・泣き、たくさんの貴重な時間を共有して生活しています。 大学卒業後も、この思い出は私を活かす温かで優しい思い出です。