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「シェアハウス」の起源は?

元来、シェアハウスはどこから始まったと思いますか?日本では外国人旅行者向けの「ゲストハウス」が原型のようです。ゲストハウスとはバックパッカーなどが安く泊まれるためにトイレやシャワー、キッチンなどを共同にしたもので、簡易型ホテルといわれているものでした。 ロンドンなどでは、物価が高く、英語を学びにくる留学生は学校が用意する寮に住むか、友人同士で共同で部屋を借りるかしかありませんでした。

それが、もともと他人同士でも快適に住めるように、キッチンやリビング、シャワールームなど、共同で使用する部分を管理して「ルームシェア」するように発展していったのです。 日本においても、海外留学の経験者が増え、都心部の賃貸住宅の高さをなんとか解消したいと思った人達が、日本にあった外国人向け「ゲストハウス」を外国の「ルームシェア」のような形態に発展させてきました。

今では、他の人と交われるコミュニティーの場として、一人暮らしをするのと変わらないくらいの家賃で、豪華なラウンジを併設するような高スペックの「シェアハウス」が現れてきています。「シェアハウス」と呼ばれるようになったのは、ここ10年くらいのこと。都心部では、賃貸でも借りてがつかないファミリー物件などを、リフォームで「シェアハウス」にするケースが多いようです。大家さんも借りてもWINーWINのこの手法、今後もますます進んでいくことでしょう。