近年従来の「生活空間を共有する」というシェアハウスの基本部分のほかに、プラスアルファの付加価値が付いた「コンセプトシェアハウス」というものが増えてきています。たとえば女性だけとか、アーティストだけが入居できることを売りにしたシェアハウスであったり、外国人が必ずいて国際交流ができることを売りにしているシェアハウスなどがこれに当たります。こういったコンセプトシェアハウスの魅力はいったいどこにあるのでしょうか?
例えば○○な人だけといった限定であることを売りにしているシェアハウスがあります。こうしたシェアハウスは、ある程度共通の趣向をもつ人を集めることで、従来のシェアハウスで起きやすいトラブルを減らす環境が作れます。また住む人の趣向が同じため、例えばサイクリングが趣味の人限定のシェアハウスであれば整備用品の貸し出しが無料といった趣向に合わせた付加価値が付いていることもあります。
そのほか国際交流ができることを売りにしているシェアハウスはいろんな国の言葉をしゃべれる管理人さんがいて意思疎通をしやすくしてくれていたり、カフェやジム、食堂などが同じ施設内に併設し利便性を売りにしたシェアハウスもあります。このように現在では様々な付加価値を持ったシェアハウスがありますが、いずれにせよ住む人が自分にとって都合のよい環境を選べるというのが、こうしたコンセプトシェアハウスの魅力のようです。