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シェアハウスとルームシェアの違いとは

ドラマなどでよく出てくるシェアハウスは、1つの物件で複数の人間が生活しているのが特徴です。ルームシェアとよく似ていますが、実態としては全く異なり、不動産会社が入居者の募集からメンテナンスまで一通りの管理をしています。当事者同士の合意で成り立っている同居生活ではなく、第三者にその内容を証明できる賃貸借契約として行われているのが一般的です。

そのため、シェアハウスで暮らしている人間が退去しても、それを理由にした家賃負担の増加は原則的にありません。最低限のプライバシーを確保するために、各自に鍵付きの個室が与えられている形態が多く、台所や風呂場などの生活設備は他の住人との共用です。共用設備を譲り合って使用する寮に近い雰囲気ですが、住人の年齢や所属は千差万別であり、さらにはシェアハウスによって契約条件から設備まで大きく変わります。

2人以上のルームシェアでは、物件探しや実際の生活での貴重品管理などが大変ですが、適度な距離での共同生活を前提とした間取りのシェアハウスならば、入居者を募集している物件を見つけるだけで、すぐに入居可能です。契約上では他の住人はあまり関係ありませんが、同じ屋根の下で暮らす共同生活になるので、挨拶ぐらいのコミュニケーションを取っておく方が円滑になります。