自分の部屋とは別に、入居者が共同で利用できる共有スペースをもった賃貸住宅のことを、シェアハウスと言い、近年日本でも認知されるようになってきました。単身での暮らしとは違い、共同住宅ならではの交流が楽しめる新しい暮らしの形です。更に、通常の賃貸アパートに比べて、初期費用や毎日の費用を押さえられるのも、魅力のひとつです。
共有スペースは、リビングやキッチン、浴室、トイレなどが一般的ですが、個人の部屋ではなかなか持てないシアタールームやフィットネススタジオ、防音設備完備の音楽室があるシェアハウスもあります。
シェアハウスの雰囲気、設備などは物件によってさまざまです。最近では、スポーツや料理、ガーデニングなどの共通の趣味を持った入居者を集めたシェアハウスもあります。その他にも、ビジネスパーソン向けであったり、保育設備を持つシングルマザーを支援するシェアハウスなどもあります。
シェアハウスの一番の魅力は、入居者同士の交流です。アパートでは隣人の顔も分からないのが普通になってきましたが、シェアハウスでは話をしたり一緒に生活をすることで相手の顔が分かる交流ができます。今まで知らなかった趣味や興味があることに出会える交流に繋がります。