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老後に漠然とした不安を抱えている人にこそ勧めたいシェアハウス

シェアハウスは住居費の節約だけにあるのではなく、人と人との繋がりの場を提供するという機能も備えています。年を重ねるにつれて、友達ができにくくなるというのは良く耳にする話ですが、これはとりわけ独身男性に多いようです。「老人ホームは早すぎるが、かと言って、一人きりの部屋にいるのも寂しい。」そういう狭間の状況に生きている高齢男性にこそ、シェアハウスは向いているのです。

独身の高齢男性は家事について無頓着だと言われています。料理もせず、コンビニ弁当やインスタント食品で済ませていると、健康にも良くありません。しかし同じ境遇の人が集まるシェアハウスなら、料理のできる人が一人はいるかも知れません。もし誰もいなかったとしても、一緒に料理を勉強しようと持ち掛ければ、趣味仲間が増えることにもなります。

人間の脳は一日中誰とも会話をしない状況が続いていると、認知症にかかるリスクが上がるという研究報告もあります。シェアハウスなら、お互いの武勇伝に花を咲かせることもできますし、一人でいるよりもはるかに有意義な生活が送れます。おしゃべりはお金のかからない娯楽です。楽しさに加えて、恐ろしい病気を未然に防ぐこともできるのですから、まさに一石二鳥です。セカンドライフを寂しいものにしないように、シェアハウスを利用するのも悪くありませんよ。