普通の賃貸物件よりも入居に関する条件指定が少なく、書類審査などに通りやすいという簡便さから若い世代に人気のシェアハウス。20-30代の独身の方がメインに利用していますが、現在ではシェアハウスもどんどん多様化してきているので、多世代の入居者がいるような物件も珍しくはありません。「子どもがいるけどシェアハウスしたい」「老齢の親と入居したい」というような場合でも、もちろん募集物件があります。
例えば郊外地域の一軒家や、複数の家を利用した長屋スタイルのシェアハウスでは、共用の庭園や家庭菜園スペースなどを設けて、一緒に自給自足運動に取り組んでいるようなところもあります。もちろん単身世代に限らず、親子など多世代を入居対象にしている場所があるので、「自然に親しんだ子育てをしたい」というような若い親御さんには、ぴったりと言えるでしょう。
こういった大型・長屋スタイルの多世代シェアハウスは、都会の単身用シェアハウスと比べるとかなりスペースに余裕があり、のびのびとした感覚で生活を送ることができます。家族やご近所さんに囲まれ、一軒家で暮らしているような感覚があるので、孤立化しやすい一人暮らしに抵抗があるという方にはぜひおすすめしたいスタイルです。シェアハウスごとのルールなどによく注意しながら、自分にぴったり合うシェアハウス・ライフを楽しんでみましょう。