リビングやキッチン、お風呂、お手洗いなど、自分の部屋以外の設備が共有となる分、身軽に経済的に住むことができるシェアハウスが、都内を始め様々な土地で人気を集めています。共有となると掃除当番や管理登板が気になるところですが、そこは住人とは別に運営会社が定期的に訪れて整えてくれるので、「使ったら片付ける」程度でOKなシェアハウスがほとんどです。
共有するということは、やはり一緒に使用する人、次に使う人のことを考えて利用することが大切です。スペースはもちろん、備え付け設備などはマナーの範囲でキレイにしておくことが必須。もちろん、使用するタイミングが重なった場合は譲り合いが必要になりますので、全ての暮らしが自分のスケジュールに合わせて行えないときもあるでしょう(シェアハウスのお部屋によってはお手洗いなどが個室にある場合もあります)。
個人のスペースを持ちながら共有スペースを利用する感覚も身につくシェアハウスは、社会経験にも大きな影響を及ぼします。学生寮などとは異なり、住人は様々、仕事も国籍も多彩で、思いもよらない話や繋がりができるのも魅力のひとつです。シェアハウスの「共有する場がある」という、通常の賃貸物件にはない体験をすることで、自分の世界観や社会生活マナーが一変するかもしれません。