これまで30数年暮らしてきて、特に印象に残る暮らしは、20代後半の2,3年の間シェアハウスで暮らした体験だったかもしれません。当時私がシェアハウスでの暮らしを選んだのには訳があって、ひとつはフリーターをしながら音楽活動をしていたので、少しでも生活費を安く抑えたかったということ、もうひとつ友人にシェアハウス暮らしが何人かいて、たくさんのメリットを伝え聞いていたことが挙げられます。
実際にシェアハウスで暮らしてみると、先に述べたような生活費が安く抑えられること以外にも、他の入居者との交流や、何となく誰かが同じ屋根の下にいてくれる安心感など、色々なメリットを感じることができました。なかでも、同じくらいの世代の入居者数名と季節ごとに楽しんだ、お花見やバーベキューなどレクリエーションの思い出は今でも強く印象に残っています。
どのような住居に暮らすかは、人それぞれの価値観などによるものと考えられます。私の場合は、生活費を安く抑えられることや、友人からの情報でシェアハウスでの暮らしを選択しましたが、今振り返ってみても、シェアハウスで暮らして良かったなと思えます。最高だったシェアハウスでの暮らし、今の私の暮らしの糧にもなっています。